ニキビの新薬「ベンゾイル」は期待できる?注意と使い方とは

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3.過酸化ベンゾイルというニキビ新薬

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出典 | The Asahi Shimbun Company / VOYAGE GROUP,  

2014年にはニキビ新薬の新しい年だったと言っても過言ではありません。なぜならば、日本のニキビ治療業界において画期的な有効成分『過酸化ベンゾイル』が厚生労働省認可によりニキビに有効成分として承認されたからです。今までは消防法で危険物扱いされていたのです。続いて、2015年に、日本でニキビの新薬として有効成分の過酸化ベンゾイルが配合された塗り薬『ベピオゲル2.5%』『デュアック配合ゲル』が発売されました。

2つの新薬がニキビ治療の最先端を担ってくれると期待されているからです。それは、前にご紹介したディフェリンゲルでは、炎症の激しいニキビには対処できないからです。ディフェリンゲルは比較的早い段階でのニキビには有効ですが、炎症を起こし、それが重傷になってしまったニキビには効果が薄いからです。過酸化ベンゾイル配合の新薬には、この炎症を起こしたニキビに対しての作用が期待されているのです。

この過酸化ベンゾイルは、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌する力が働くため、アメリカではニキビ療法には欠かせない成分の一つで、軽度から中度のニキビの治療に50年以上も前から使用されています。アメリカにはこの成分が入ったニキビケアの商品は洗顔料から化粧水まで幅広くそろっており、配合量によってはどこでもドラッグストアでも買うことが可能なのです。日本で承認されたことにより、今後が楽しみですね。

日本ではそれほど一般的ではありませんが、アメリカでニキビ治療の第一選択とされているのが、過酸化ベンゾイル製剤です。国内でも一部の皮膚科医院が保険適用外ながら使用しており、ニキビに効く薬として一定の知名度を獲得しています。こちらでは、国際基準のニキビ薬である過酸化ベンゾイルの効能を詳しく紹介します。

3-1.過酸化ベンゾイルの効用

過酸化ベンゾイル(BPO、ベンゾイル・パーオキシド)は、強力な殺菌作用、ピーリング効果、乾燥促進作用を持つ薬品のひとつです。肌に塗布すると酸素を産生するため、嫌気性で空気を嫌うアクネ菌を強力に殺菌することが可能です。

また、ピーリング効果があり刺激も強いため、炎症を起こしたニキビには向きませんが、白ニキビや黒ニキビの治療には強力な効果を発揮してくれるでしょう。ちなみに、純粋な個体は容易に爆発してしまうため、消防法で危険物に指定されていますが、医薬品として用いられる形態の濃度でそのような危険はありませんのでご安心くださいませ。

3-2.副作用や注意点

しかしながら、ピーリング効果があるということは、角質層を溶かす性質があるということです。やや刺激の強い薬品なので、敏感肌の方は腫れや痒みを引き起こす可能性もゼロではありません。また、すでに炎症を起こしている場合も、副作用で悪化する恐れがあるため、避けたほうが無難と言えるでしょう。また、肌を乾燥させる性質があるため、肌本来のバリア機能を低下させるリスクも心配なところですね。今、すでにあるニキビを除去する対症療法に過ぎず、肌質はむしろ悪化しかねないので、ニキビを消失するまでの限定的な使用に留め、長期連用は厳に慎むべきでしょう。

3-3.個人輸入は厳禁

昨今、インターネットを見ていると、国内未認可であることを理由にアメリカから個人輸入している例が散見されますが、これは絶対にNGです。副作用も認められている薬ですから、医師や薬剤師の判断を経ずに使用すれば、かえって症状を悪化させる可能性もあるからです。ですが、どうしても過酸化ベンゾイルを試したいなら、国内の医療機関で自費治療による処方を受けるようにしましょう。自己責任になってしまうと結局、高いツケを支払うハメになってしまいますよ。

3-4.ベピオゲルとは?

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出典 | Healthil[ヘルシル] | 健康医療情報まとめメディア 

ニキビ治療の新薬ベピオゲルの正式名所は「ベピオゲル2.5%」といいます。ニキビを治療する塗り薬で、主成分は「過酸化ベンゾイル」という成分です。海外では以前からニキビ治療薬として使用されていました。しかし、日本では長い間、消防法の制約上、過酸化ベンゾイルの使用は認可されませんでした。ベピオゲルはその名の通りゲル状で、白色のクリームのような手触りです。塗ると透明になるので目立ちません。

主に抗菌作用、角質層剥離作用の効果があります。元々、過酸化ベンゾイルは酸性の薬品なので、空気を嫌うアルカリ性のアクネ菌に対して効果が高いのです。さらに、抗生物質ではないので、今現在では耐性菌がいません。耐性菌とは、簡単に言うと薬が効かなくなってしまった菌のことです。難治性のニキビの原因には、アクネ菌や黄色ブドウ球菌がこの耐性菌で、既存の抗生物質が効かなくなってしまったケースもあり、そのような症状に対してもベピオゲルは有効なのです。

しかし、ベピオゲルにもディフェリンゲルと同じように副作用があり、肌がポロポロと剥がれ落ちてきたり、刺激に敏感になる、乾燥する、という副作用が報告されています。やはり、事前に医師と相談の上、使用する必要があるということですね。

3-5.ベピオゲルの効果

過酸化ベンゾイルには、ニキビの原因となる「アクネ菌」や「ブドウ球菌」などに対して非常に強い抗菌作用があリます。また、古い角質のターンオーバーを促して角層肥厚を改善する効果もあります。初期段階の白ニキビや黒いニキビなど幅広いニキビに効き目が期待できます。

 殺菌作用

上記でも記載しましたが、ベピオゲルの有効成分「過酸化ベンゾイル」は酸化剤の一つです。過酸化ベンゾイルが分解されるとフリーラジカルが発生。その、フリーラジカルがアクネ菌に作用し殺菌するというプロセスです。このようにアクネ菌が死滅することで肌の炎症が治まり、ニキビの腫れも改善できるという仕組みです。さらにアクネ菌が減ると毛穴が詰まりにくくなりニキビの予防効果も期待できるのも魅力的ですね。

 ピーリング作用

また、ベピオゲルの主成分「過酸化ベンゾイル」には角質を剥がれやすくする効果があります。この「ピーリング作用」によって古い角質が除去されて毛穴がつまりにくくなるというわけです。このように古い角質のバリア機能がゆるむことで、有効成分である「過酸化ベンゾイル」が毛穴の奥まで入りやすくなり、高い殺菌作用でニキビを予防してくれるのです。

3-6.ベピオゲルの使用方法

使い方は、1日1回、洗顔した後に患部に適量塗るだけです。ベピオゲルは、基本的に夜に使用しましょう。紫外線に当たるとシミになりやすくなるからです。炎症した赤ニキビの場合は、炎症が広がらないように少しニキビからはみ出して広めに塗りましょう。ニキビができそうにない部分にまで予防目的で塗ることはおすすめできません。早く治そうと1日に何度も塗ることや分厚く塗ることは控える。

 使用上の注意

ベピオゲルは強い漂白作用があります。衣服などに付着すると色落ちの原因になるのです。薬が髪の毛や衣服につかないように気をつけましょう。もちろん、使用後は必ず手を洗いましょう。また、日中に外出するときは、日焼け止めクリーム・日傘・帽子などでしっかり紫外線対策をするように心掛けましょう。高温になると不安定になる薬なので25度以下に保存することです。

3-7.副作用

また、国内の臨床試験では、約40%の患者に何らかの副作用が現れることが確認されているようです。その主な副作用は、「皮膚の表皮が剥がれる」・「粉をふく」が18.6%、「刺激感」・「ヒリヒリ感」が14.0%、「皮膚の赤み」が13.8%、「乾燥」が7.4%だといわれています。

元々、肌が弱い人や敏感肌の人は刺激感や赤みなどが現れやすいようです。その場合は先に化粧水で肌を整えてから使用すると改善できることもあるようですね。あと、間違って口周辺や目の周りにつけてしまうと「口角炎」・「眼瞼炎」も副作用として報告されているようです。

 重大な副作用

実は、過酸化ベンゾイルが使いにくいと感じている皮膚科の医師を一定数いるようです。その理由は、過酸化ベンゾイルに対してアレルギーがある人が一定の割合でいるためだからだそうです。接触性皮膚炎というこの場合、顔全体が赤く腫れたり、目の周囲が腫れる、といった症状が出る可能性があります。使用を中止し、すぐに医師に相談することをすすめます。

3-8.デュアック配合ゲルとは?

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出典 | 美白スキンケア・しみ対策 

この「過酸化ベンゾイル」の効果に抗生物質の効果を加えた「デュアック配合ゲル」は、まさにアクネ菌への抗菌作用を目的に作られた外用薬です。グラクソ・スミスクライン株式会社と株式会社ポーラファルマが共同で、「デュアック配合ゲル」を発売しています。この商品には、「過酸化ベンゾイル」の他に、有効成分として「クリンダマイシン」が配合されております。

ですが、体質のせいで抗生物質を内服すると下痢になったり、免疫力が落ちたりといった副作用がある人も一定多数いるのがネックです。抗生物質や抗炎症剤などの飲み薬は控えたいという方には、こちらのデュアック配合ゲルをおすすめいたします。1本で472円程度です。

しかし、こちらのデュアック配合ゲルに添加されているクリンダマイシンという抗生物質は、リンコマイシン系の抗生物質の代表であるダラシンTゲルの主成分と同じなのです。皮膚科医の中では、こちらの抗生物質の耐性を持つアクネ菌やブドウ球菌が増える原因になるのでは?という警鐘を鳴らす人もいます。しかしながら、炎症中のニキビに効果のある「過酸化ベンゾイル」配合のベピオゲルとデュアック配合ゲル、炎症前のニキビに効果のある「アダパレン」配合ディフェリンゲルと、これらの使い分けによって、適材適所というやり方で見極めていきたいところですね。

 


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